課題研究グローバルビジネス講座では、10月25日（土）に外国人留学生を対象とした滋賀県観光ツアー（「Feeling Otsu! Walking History! ツアー」）を実施しました。
　当日は県内外から３名のお客様にご参加いただきました。午前中は、「アトリエ青海波」より佐藤 実真氏を講師としてお招きし、大津絵を描く体験を通して大津の歴史や文化に触れながら、大津絵について深く学ぶことが出来ました。お客様だけでなく生徒も一緒に体験をしたので、描き方の補助をしたり、お互いの絵を見比べて笑顔があふれる時間となりました。昼食では、近江牛や近江野菜のお弁当を食べました。日本三大和牛に数えられる近江牛は、お客様からも「おいしい」と好評でした。午後からは、三井寺とナカマチ商店街を散策しました。三井寺では、課題研究の別講座（観光ビジネス講座）が実施していた「大津絵踊り」を鑑賞し、ここでしかできない体験をすることが出来ました。
　参加してくださったお客様からは、「今回のツアーは本当に楽しく、素晴らしい体験でした。（中略）私自身の旅行経験を踏まえても、今回のツアーは着地型観光の中でも非常に質の高いものでした。スケジュールの合理性と充実度、そしてガイドを務めてくださった学生の皆さんの思いやりとホスピタリティの精神が強く伝わってきました。 このツアーは、私の日本留学生活の中で間違いなく忘れられない思い出になると思います」との感想をいただき、滋賀県の魅力を高校生の立場から発信することが出来たと感じています。今後は、お客様アンケートをもとにしてツアーを振り返り、反省点や改善点を次年度へ活かせるように分析と考察を進めていく予定です。