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高校版DMO・観光ビジネスプロジェクト

令和7年度 高校版DMO・観光ビジネスプロジェクト 活動の様子

2025.06.18

 観光ビジネス講座(三井寺班)では、10月25日の三井寺での観光イベントの内容に『大津絵踊り』を取り入れて披露する予定です。三井寺観光イベントに大津絵踊りを取り入れるのは、踊りの振付に「弁慶の釣鐘」が出てくるからです。
 今回、「大津絵踊り保存会」の方に来校していただき、大津絵踊りの歴史についてご講義をいただきました。大津絵踊りは大津花街の芸子衆によって大津絵節に振付を付け、大津絵の画題の面を付け踊り始められたのが由来になります。大津絵節を三味線に合わせ唄い、十種画題のお面をつけて踊る大津絵踊りは、大津まちの名物となった歴史があります。また、地道な活動と民俗伝統芸能の実績を評価され、大津絵踊りは平成10年、大津市の無形民俗文化財の指定を受けました。
 ご講義のあと、実際に大津絵踊りの練習をしていただきました。はじめは見よう見真似で振付を覚えていましたが、保存会の方に丁寧に指導していただき、少しずつ覚えることができました。会長の山下様をはじめ保存会の方から、「若い子は覚えが早い」「大津絵踊りを好きになってほしい」とお言葉をいただきました。
 今回のご縁を大切にし、大津市で歴史ある観光資源の活性化にも繋げられたらと思います。高校生が踊る大津絵踊りを楽しみにしていてください。